育児グッズ

赤ちゃんの呼吸チェック、スヌーザヒーローを使ってみた!

出産後、赤ちゃんの顔に耳を近づけて寝息を確認する、なんていう経験ありませんか?

赤ちゃんは最初のうちは寝ている時間が長いわけですが、私は寝ている間の赤ちゃんがちゃんと呼吸ができているのか心配で仕方ありませんでした。
SIDS(乳幼児突然痔症候群)の話も以前から知っていましたしまだ呼吸が上手じゃない赤ちゃんって、意外と「え?一瞬呼吸止まってる?」と思うくらいリズムが不規則だったりもします。

お腹に手を当てて確認したり、鼻下に指を当ててみたり、、気になりだすと
きりがないんですが、初めての子ということもあり夫婦ともども「息してる?」というのが合言葉のようになっていました^^;

病院では呼吸をチェックしてくれるセンサーがコットに入っている所も多いと思います。
家でも同じように、何かチェックをしてくれるものがない物か、、と思って調べたのですが病院で使用しているようなシーツタイプは非常にお値段も高く、購入をあきらめました。
その後、また調べていると赤ちゃんに取り付けるタイプのセンサーが手頃な値段であるということを知りました。
それが「スヌーザヒーロー」です。(手頃と言っても10,000円以上はしますが)


■もくじ
今回は、呼吸が気になる、スヌーザヒーローの購入を迷っている方、向けに
実際の使用感をお伝えしたいと思います。

①窒息しにくい環境づくりとは
②スヌーザーヒーローの使い方
③効果

 

①窒息しにくい環境づくりとは

大前提ですが、まずは窒息しにくい環境を整えることが大切です。
ねんねママさんの動画でもよく言われていますが着せすぎない、窒息するような柔らかい物や巻きつくものをベッドに置かない、大人を別のベッドに寝かせる等がポイントです。

赤ちゃんに着せすぎは禁物。大人と違いまだ体温調節機能が苦手なのと、意外と暑がり。
「こんなに手足冷たいよ!寒くて赤ちゃんが風邪ひいたら大変!」と言われるかもしれませんが手足は冷たくて大丈夫。むしろ足裏や手の平を使って体温調節をしているので
靴下をはかせて寝かせる等はNGです。(手足が冷たくても、頭やお腹が冷たくなっていなければ大丈夫だそうです)

また、赤ちゃんは基本的に布団はかけなくていいといわれています。着せるものと、室温で調整をしていきましょう。適温について以下を参考にしてみて下さい!

子どもの「室温別パジャマの見本」にママから絶賛の声 -温度調節のコツは?

目安は大人が部屋に入って少しヒヤッとするかな?位の温度が赤ちゃんにとっての適温です!

我が家も、夏場は夜もエアコンをつけっぱなしでした。
新生児~1ケ月くらいまではおくるみ等2~3ヶ月頃からスリーパーのみでした。
(スリーパーも夏物、冬物で色々な素材のものがありますので季節に応じて使い分けをしてくださいね。)

また、スリーパーのメリットとしては、掛物をつかわずに済むので巻きついて窒息するリスクを下げることができます。

 

②スヌーザーヒーローの使い方

 

ようやく本題の、スヌーザーヒーローの使い方です。

この装置は簡単に言うと、呼吸をしていない!やばいよ!という状況になるとアラームを鳴らしてくれるアイテム。

手のひらサイズのこのような装置を
赤ちゃんのオムツに取り付けて、スイッチオンするだけです。

アラームが鳴るまでにもいくつかステップがあり

・15秒腹部の動きが検出されないと音と振動で赤ちゃんに呼吸を喚起する
・20秒腹部の動きが検出されないと大きなアラートが鳴る
・動きが弱い、毎分8回以下しか動かなかった場合にも警告音が鳴る

となります。

ランプの色でも示してくれるので、私は夏場だったのでロンパースのボタンを一部分あけて
本体が外に出るようにしていました。(その方が音が鳴ってもすぐに解除もできるので)

それぞれのアラート音の動画です!

■腹部の動きを感知した時のセンターの反応

■15秒動きを検出しなかった時の音

■20秒動きしを検出しなかった時の音

※4秒目からのアラート音です。

③効果

私は、ちょっとお高いけど購入して良かったです。
購入時期が生後1ケ月過ぎてからだったので、新生児から手元にあったらもっと安心だったのに~と思ってます。
3~4か月すると大分呼吸も安定して、そんなに長期間使うものではないのですがとにかくあれも、これも心配!という初めての赤ちゃん育児の中での不安解消グッズとして役立てくれました。

<ボリューム>

アラートオンもボリューム調整ができますが、結構な爆音で鳴るので一緒の部屋にいて気づかないということはまずないです。
我が家は寝室とリビングが別フロアのため、ベビーモニターを導入していますがベビーモニター越しでも音が鳴れば気が付くことができました。(試しに鳴らしてみました)

<注意が必要な点>

ただ難点としては、赤ちゃんが動いて機械が外れてしまったり、大幅にお腹からずれてしまうとそれでもアラートが鳴る事があります。
結構な爆音なので、せっかく寝ている赤ちゃんが起きないかとちょっとヒヤヒヤします。
でも、そんなに頻繁におきるわけではないので、心配な方は使う価値ありかな、と思います。

辞め時は、人それぞれですが、うちの場合は真夏になりずっとつけていたら、接触しているゴム部分でお腹が少しかぶれてしまったため、そろそろ呼吸も安定していそうだし、というのでだんだんと卒業しました。
あとは、もしかすると寝返りし始めるとずれやすくなるかもしれません^^;


赤ちゃんの呼吸が心配!という方がいらっしゃればぜひ一度使ってみてください。

使用期間はほんと数か月なのでお蔵入りも早いのですが、少しでも体力温存のために眠れるよう活用してもらえれば、と思って最近は出産予定の友達に貸出をしています。