育児

出産するだけじゃない!ママの強い味方、助産院!

こんにちは。あるこです。今日は助産所(院)についてのお話です。

みなさん、「助産院」と聞くとどんなイメージを持ちますか?何となく「お産婆さんがいて、赤ちゃんを産むところ」というかんじを想像するでしょうか。それも勿論、助産院の大きな役割の一つです。でも、実はそれだけじゃないんです!

助産院は産後の育児相談や母乳の相談等、私たちがイメージする「出産をする場所」以外にも産後の子育てをする上での大きな味方になってくれるところなんですよ!私も産後4か月の頃からお世話になっていて、徒歩3分くらいの近所にあるというのもあって月1くらいでお世話になっています。今日はそんな助産院について皆さんにご紹介します。

■もくじ
①助産院って赤ちゃんを産む所じゃないの?
②助産院でケアしてもらうメリット
③どこにあるの?

①助産院って赤ちゃんを産む所じゃないの?

日本助産師会によると、助産院(助産所)とは、助産師を施設の責任者とする医療法で定められた施設とされています。

・お産
・妊婦検診
・母乳ケア
・育児相談

等の産前産後ケアを、お母さんと赤ちゃんに寄り添って行ってくれる場所です。また、お子さんが赤ちゃんの頃だけではなく、生や性、健康を支える立場から、思春期や更年期の健康支援等も行っています。妊娠中、産後、育児と長期に渡って幅広くかかわってくれる場所なのです。

改正母子保健法の成立に伴い、現在こうした「産後ケア事業」は市区町村の努力義務として求められています。それほど、国としても産後のケアを通して安心して子育てができる環境づくりに国も力を入れています。

助産院はアットホームで、ご自宅の一部を助産院として開業されているところもあります。また、お産はできないけれど、母乳、育児相談を中心に行っていたり、そういったことを訪問で行ってくれる助産院もあります。育児をする中で、このような産後ケアをしてくれるのは、とてもありがたいことですよね!

私がか通っている助産院では、乳房ケアは勿論ですが、離乳食に関する講座やベビーヨガ等様々な内容をやってくださっており私も受講し、とても勉強になりました。

②助産院でケアしてもらうメリット

■メリット
・予約制の所が多いので、待ち時間なく見てもらいやすい
・アットホームな雰囲気なので、小さい赤ちゃんも一緒に連れていきやすい
・しっかり時間をとって話を聞いてもらえる
・母乳、離乳食、その他発育のことなど様々な相談ができる
・同じ助産師さんに診てもらうことで線での繋がりができる

実際に私は、母乳の相談(乳房マッサージ、日々のケア等)と、離乳食について今の所はお世話になっています。

乳房マッサージについては、私は生後3ヶ月までに2~3回しこりや白斑ができてしまったり、発熱して乳腺炎になりかけて、その時は出産した病院まで通っていました。ですが、病院だと母乳外来が予約をしても、かなりの時間待つことが多く「治療」に行く、という感覚でした。

助産院だと、1コマ1コマの予約枠で、待たずに施術してもらえるのは本当にありがたい限りです。病院だと予約をしていっても30分以上待つこともあったり、どんどん次の人がいます!という感じなので、ちょっとばたばたしていた印象です。私が通っている助産院だと1コマ50分のため、相談もじっくりできますし、時には子供の発達状況も見てもらいながら、今後の対策の助言なんかも頂けます。

産後ケア事業について産前から知ってはいたものの、私も最初は助産院か~どんな感じなんだろう、と思いなんとなーくいつも病院に行ってしまっていました。ですが、一度行ってみるとこれまでの施術を全然違う!!涙が出るほど痛くない!!そして終わったらとても体が軽い!というのが感想でした。その後も経過を細かく見ていただけるので、線での繋がりができて安心して通える場所です。

③どこにあるの?

意外とどこに助産院があるかって、知らないですよね。実は私も家から徒歩3分の所にあるだなんて、産後のおっぱいトラブルが生じて調べた時に初めて知りました。自分の住んでいる地域のどこに助産院があるか調べる場合は、市区町村のホームページの、産後ケア事業のページがあればそちらから調べることができるかと思います。

また、各都道府県の助産師会のホームページから調べる事もできますので、参考にしてみてください。

ちなみに、産後1年間は産後ケア事業として助成を受けながら乳房ケアを受けることもできますので利用される前はぜひ役所に確認みてくださいね!

 

赤ちゃんが生まれると、赤ちゃんとおっぱいのことだけを考えて数か月過ごしていたような気がします。この痛みは皆あるのか、普通じゃないのか?うまくおっぱいを飲めていなさそうだけど大丈夫かな?吐き戻しちゃうけど大丈夫かな?等心配も尽きませんよね。

そんな時には一人で抱え込まず、ぜひ助産院の扉を叩いてみてください。きっと助産師さんが、寄り添ってくれますよ。

今日はぜひ活用していただきたい、助産院のご紹介でした。